今回は、2019年の10月26日に開催された、京王線の富士見ヶ丘車両基地の見学会の様子をご紹介します。
運転体験や車両吊り上げ見学、洗車体験まであって、2歳の息子も大喜びでした!
富士見ヶ丘車両基地とは?
京王井の頭線の富士見ヶ丘駅と久我山駅の間に並行しており、夜間は全車両を留置できるだけの留置線を擁する。また、全般検査・重要部検査の一部も実施可能な設備がある。(Wikipedia)
井の頭線の全車両を停めておける、大型の車両基地が、富士見ヶ丘車両基地。
電車が休む停車場所としてのみならず、故障の修理、車両清掃や車体洗浄が行われることもあって、とても広々としていました。
車両基地の見学会は、2〜3年に一度とのこと。なかなか機会がないですね。。。
告知・応募方法
今回は、井の頭線の駅構内のチラシで情報をゲット。
京王線のイベントって、HP等よりもチラシで告知されていることが多い気がします。
午前・午後の部で各1,000人という人数の多さにビビりつつも、無事に午前の部に当選。
当日は開場前に長蛇の列
会場である富士見ヶ丘車両基地に着いたのは、開場15分前の9:15頃。
すでにこの長蛇の列↓ 入り口は遥か先です。
開場後しばらくすると待たずに入場していたので、「待てない時期」の子供を連れて行くなら、ずらして入るのもアリかと。
ただ、整理券が必要な体験は、早くに行かないと券がなくなってしまう可能性もあります。
また、例えば洗車体験は午前中には2回だけ、など回数限定のショーもあるので、早く入れるに越したことはありません。
見どころ① レインボーに乗って洗車体験
当日は様々なイベントが開催されていて、年齢によって楽しめる内容は異なります。
例えば息子は2歳なので、計器類の操作はちんぷんかんぷんでしたし(笑)
2歳の子供が楽しめる見どころの1つ目は、「レインボーに乗って洗車体験」ができることです。
レインボーとは、井の頭線の車両のうち、車体の脇に虹色のラインを持つ車両の愛称です。
新幹線や、近くを走る小田急線のロマンスカーなどに比べるとやや地味な印象ですが(ごめんなさい)、井の頭沿線にすむ保育園児・幼稚園児にはとにかく大人気。
踏切で電車を待つ子供たちは、みんな一様に「レインボーくるかな〜」と言って心待ちにしているのです。
こちらが、洗車体験を実施していたレインボーの車両。
開催は午前の回のうち2度だけでしたが、車両に乗れれば体験ができるので、人数制限もなく参加しやすかったです。
電車の洗車ってどうやるの?と思っていたら、車の洗車のような、両脇に大きなローラーのブラシが着いた場所に、電車がゆっくり進入して車体を洗っていました。
電車の最前列・最後尾は混みあっていましたが、どこに座ってもよく見えます。
うまく写っていませんが、営業列車では見ることのない「急行明大前」表示というのもマニアにはツボらしい(詳しそうなおじさまが解説してくださった)。
この洗車体験に子供が大興奮だったので、後日プラレールに洗車場を導入したら、「レインボーの洗車楽しかったね!」と思い出して夢中になっていました。
見どころ② 運転席見学
こちらは整理券(先着約100組)が必要ですが、実際の井の頭線の車両の運転席に座ることができます。
いつもなら、運転士さんの背中から覗き見ることしかできない運転席。
目の前に線路が続いているのにワクワクしました。
とはいえ、うちの息子は運転席に入るなり「もうでる」と駄々をこねましたが(笑)、
代わりに私がいそいそと運転席に座って、景色を楽しみました。
見どころ③ 車両吊り上げ実演
屋内では、検査の際の車体吊上げの様子が実演されていました。
とはいえ、見所に挙げたものの、子供が外に走り出してしまったので、肝心の車両が一番持ち上がったところは撮れず。。。
でも、巨大な車両が天井高く吊り上げられて行く姿は迫力満点です。
当日はこの他にも、鉄道模型が走っていたり、点検に使われる陸軌車も体験乗車ができたり、マスコットキャラクターが登場したり、など盛りだくさんで、2時間があっという間でした。
また次の開催も心待ちにしています!