新幹線の中でもダントツの人気を誇る「ドクターイエロー」。
子供が生まれる前はドクターイエローの存在すら知りませんでしたが、今は毎月の運行情報をチェックし、チャンスがあれば見に行くくらいの追っかけな我が家。
息子(2歳)も、一番好きな新幹線はドクターイエローです。
そこで今回は、「ドクターイエローを見に行きたい!」と思った時に役立つ情報をまとめました。
(主に東京駅で見ることを想定しています)
ドクターイエローとは?
ドクターイエローとは、新幹線区間において、線路のゆがみ具合や架線の状態、信号電流の状況などを検測しながら走行し、新幹線の軌道・電気設備・信号設備を検査するための事業用車両の愛称である。(Wikipedia)
年齢を問わず、大人気のドクターイエロー 。
運行区間は東海道・山陽新幹線(東京駅〜博多駅)なので、通常はのぞみ計測として、のぞみと同じ駅(東京、品川、新横浜、名古屋、京都、新大阪、新神戸、岡山、広島、小倉、博多)に止まります。
たまに、こだまと同じ各駅停車の「こだま検測」もあります。
東京近辺にお住いの方なら、東京駅・品川駅が身近でしょうか。
ちなみに、我が家はもっぱら東京駅です(始発・終点なので、停車時間が長い)。
運行日を確認しよう
ドクターイエローは1ヶ月に3回、東京と福岡を1往復しています。
1日目に東京を出発し博多へ、2日目に博多から東京へ戻って来るので、ほぼ毎月6回見るチャンスがあることになります。
(さらにこだま計測がある月だと、合計8回!)
というわけで、まずは自分と子供のスケジュールに合わせて、行けそうな日を探します。
ドクターイエローの運行日は非公開のため、予想サイトをチェックします。
「ドクターイエロー」「運行日」で検索すると色々とサイトが出てきますが、いつもお世話になっているのはこちら。
JRの公式発表ではありません。あくまでも個人で情報収集をした予測ですので、参考にする程度でお願いします。(上記サイトより)
とある通り、あくまで予測ですが、かなりの精度かと思われます。
管理人さんは、なぜご存知なのでしょう。。。謎だ。
下り・上りのメリット・デメリット
運行予測を見ていただくと分かる通り、下り計測で東京駅からドクターイエローが出て行く時は、昼の11時半過ぎに東京駅にやってきます。
一方、上り計測で博多から帰ってくる時は、夜19時近くに東京駅に到着します。
(2020年2月現在)
平日仕事をしているとして、休日に東京駅へドクターイエローを見に行こうとした場合、上り計測を見に行くか、下り計測を見に行くかの、メリットとデメリットをまとめました。
下り計測(東京発) | 上り計測(東京着) | |
メリット |
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デメリット |
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個人的には、多少の夜更かしが気にならなければ、上り計測(東京駅に帰ってくる方)が好きです。
夜なのでホームにお客さんが少なく、子供が多少走り回っても肩身が狭くないし、空いている待合室でお弁当を食べながら待てるし、ドクターイエローの停車時間が長いので、写真も撮り放題です。
目撃情報を集めよう
先述の通り、ネットで探せるドクターイエローの運行予測は、あくまで「予測」。
実際の運用表は非公開のため、「本当にくるのか?」はその日が来るまで分かりません。
駅に行ってからがっかりしないように、ドクターイエローが本当に走ってるかを確認すべく、いつも下記のような手を打っています。
ツイッターの目撃情報を確認(上り計測の場合)
ドクターイエローが運行する際は、2日かけて東京と博多を往復します。
つまり、1日目の下り(博多行き)の目撃情報、もしくは2日目の上り(東京行き)の目撃情報を確認できれば、上りの東京駅に着くドクターイエローを待ち構えることができるのです。
ツイッターで「ドクターイエロー」と検索すると、「○○駅でドクターイエローと遭遇!」のようなツイートがちらほら出てきますので、見てみてください。
以前、上り計測を見に行くつもりをしていたら、ツイッターの情報で「ドクターイエローの運行が通常より3時間ほど遅れている」と知り、あまりに遅い時間になるので諦めたこともありました。。。
駅入り口で、駅員さんに確認する
下り計測を見に行く場合は、事前の目撃情報がないので、実際に駅まで行ってみるしかありません。
その場合は、駅員さんに「今日ドクターイエローはきますか?」と聞けば、大抵教えていただけるので、運行予測と同じかどうか分かります。
(何番線に来るかも、聞けば教えて下さいます)
ドクターイエローを見にいこう
東京駅に見に行くなら、「東海道・山陽新幹線」の乗り場に行くことをお間違えなく。
品川駅なら、「東海道・山陽新幹線」しかないので、新幹線の改札に向かえばOK。
入場券を購入
新幹線に乗車しなくても、券売機で「入場券」を購入すればホームに入ることができます。
発見から2時間以内が有効です。
東京駅までSuicaで行った場合、新幹線の券売機で入場券を購入すれば、そこまでの精算をした上で入場券を購入できます。
もし新幹線を見た後、そのまま東京駅から移動する場合は、降りる駅の改札で駅員さんに精算してもらうことができました(自動精算機は使えません)。
ドクターイエローが発着するホームを確認
先述の通り、改札で駅員さんにドクターイエローがやってくるホームを聞くと、大抵教えてくれます。
運行日は公表されていないものの、駅員さんは当然把握されているようです。
電光掲示板には「980番台回送電車」で表示
駅員さんに確認してあれば、ホームには間違いないはずですが、電光掲示板には980番台回送列車で表示されますので、それもチェック。
オススメは9番線付近で見ること
ホーム先端で待って撮影するのが人気なので、激混みになりますが、個人的には最後の車両を狙うのもおすすめです。
ドクターイエローが入線するのを早くに見られ、出発も長く楽しめ、ホームの先端よりは空いていることが多いです。
ドクターイエローは通常の新幹線より短い編成なので、9号車付近にいるとちょうど最後の車両が目の前にきます。
撮影の際はマナーを守って
憧れのドクターイエローを目の前に、大興奮してしまいがちなのですが、黄色い線の内側で、マナーを守って撮影を楽しみましょう。
とはいえ、休日の下り計測の時は大混雑なうえ、みんな撮影に必死なので、子連れだとなかなか怖い雰囲気ではあります。
上り計測だと、人も少なく、停車時間も長くいので、見にきている人たちの雰囲気にも比較的余裕が感じられました。
ドクターイエローをさらに楽しむなら
ドクターイエローつながりでさらに子供の学びを広げるなら、こんな展開はいかがでしょう。
名古屋のリニア・鉄道館で昔のドクターイエローを見る
名古屋には、JR東海が運営するリニア・鉄道館があり、0系新幹線をベースに作られた以前のドクターイエローが展示されています。
愛知県名古屋市にある鉄道の体験型ミュージアム。実物車両の展示やシュミレータなど子どもも大人も楽しめます。
「検測車」を理解する
ドクターイエローは何をする新幹線? というのを理解するのに、電車全体の中の位置付けが分かる絵本や図鑑に触れさせています。
この絵本は、買って1年でもうボロボロですが、「新幹線」「通勤電車」「蒸気機関車」に並んで、「検測車」も簡単な解説文が入っています。
息子は2歳0ヶ月の頃に、載っている全ての電車を暗記しました。今は新幹線の行き先から、県名を覚えています。
ドクターイエローのトリビアを楽しむ
子供と実体験を重ねながら、関連する情報を話しかけるように心がけているのですが、電車については元々全く知識がありません。
子供に話すネタを調べている時に見つけた記事をご紹介します。
それではみなさま、今日も楽しいテツイクを!