多くの親が、おそらく「絵本の読み聞かせが重要」と思っているはず。
我が家の子育て方針の1つも、「本好きに育てること」。
生後2ヶ月から読み聞かせを始めました。
2歳5ヶ月の今は、本棚に200冊以上の絵本があります。
「読んで読んで」の声に応えて、毎日30冊以上読んでいくうちに、あれよあれよと半分以上を暗記してしまいました。
おかげで男の子にしてはとても言葉が早く育っています。
イヤイヤ期も「何が嫌か、どうしたいのか」をハッキリ言葉で伝えてくれるので、とても助かりました。
今回は、電車&絵本好きな息子が、0〜1歳の頃に夢中になった絵本の中から、5冊をご紹介します。
オススメ① がたん ごとん がたん ごとん
安西水丸 作 (福音館書店)
言わずと知れた名作人気絵本。0歳の頃に毎日読んでいました。
安西さんのシンプルな絵も子供に分かりやすく、りんごやみかん、コップや哺乳瓶など、子供にとって馴染みがあるものが描かれています。
この絵本を読んでいた頃、息子はまだそれほど電車好きではありませんでしたが、
「がたんごとん」のリズムが心地いいのか、何度も読んでとせがまれました。
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オススメ② でんしゃガタゴト
ひらぎみつえ 作 (ほるぷ出版)
表紙を引っ張ると、オレンジ色のでんしゃが出発!
ボードを回して山道を電車がクルクルと走ったり、スライドさせて電車が車庫に入ったりと、赤ちゃんが指で動かして遊べる仕掛け絵本です。
小さめなので、持ち歩きにも便利。
しっかりしたボードで作られていますが、遊び過ぎてかなーりボロボロに。
表紙の電車が、引っ張ったら外れてしまうようになったので(本当は引っかかって止まる)、夜のうちに修理しておいたことがありました。
そうしたら翌日、「取れない(=直っている)」ことに息子は大激怒。
本人としては、「取れてしまう」ことが楽しかったようです。ハイ、再度壊しました(笑)
オススメ③ のりものいっぱい
柳原良平 作 (こぐま社)
地下鉄やモノレールなどの電車に限らず、トラックやゴミ収集車などのいろいろなのりものが、1ページ1種類ずつ、図鑑のように紹介されていきます。
単純化され過ぎ?ってくらいのシンプルな絵ですが、写真付きの図鑑より、よっぽど気に入っていました。
どこかで見たことのある絵だな〜〜と思ったら、作者の柳原さんは、トリスハイボールのキャラクターの生みの親。
お酒好きには、たまらなく愛着が湧く絵本です。
LINEアイコンもあるんですね! かわいい。。。
オススメ④
【ちっちゃなプレNEO】2・3・4歳 のりもののえずかん
監/岡本依子 絵/浦本典子 (小学館)
働く車を集めた「まちのくるま」と、電車や飛行機を集めた「しゅっぱつしんこう!」、そして保護者向けの「読み聞かせBOOK」が3冊セットになっています。
人気の図鑑NEOの系列で編纂されているだけあって、乗り物にまつわる仕事や、働いている現場の様子も詳しく描かれています。
公式サイトを見ると、
★乗り物には働く人を同掲載★
当たり前ですが、乗り物は「運転する人」「働く人」がいます。
えずかんで、乗り物で同時にこれらの人を見ることは、
社会性やキャリア感育成の”タネまき”となります。
(公式サイトより)
なるほど〜〜。
確かに息子もこの絵本で、電車の「運転士さん」や飛行機の「パイロット」を覚えました。
また、勉強になるのが「読み聞かせBOOK」。
保育経験者ならともかく、初めて親になった身には、最初は「読み聞かせってどうやるの?」状態。
この補助冊子で、1ページずつしかも年齢別に、「こんな風に読むと良いですよ」というのが紹介されています。
例えば新幹線のページなら、
2歳: 絵を指しながら新幹線の名前を言ってみる。色を尋ねる。
3歳: 新幹線の速さの違いを説明する
4歳: 新幹線で出かける物語を展開する
と言った具合に、それぞれ具体的な言葉までが紹介されているので、実践しやすいです。
他の絵本を読み聞かせる時にも、大いに役立ちました。
オススメ⑤ れんけつガッチャン
こぐれけいすけ作 (学研出版)
サルの電車にダチョウの特急、チーターの新幹線にもぐらの地下鉄…と、次々登場する電車が「ガッチャン!」と連結していく絵本。
味わいのある切り絵も楽しく、1歳の頃にハマっていた息子には、動物を覚えるきっかけにもなりました。
今でも動物園では、ダチョウを見れば「ダチョウの特急!」と叫びます。
個人的に大好きなのは最後のシーン。
タコがたこ焼きを食べているんですよ。共食い!?
購入したきっかけは、こんな口コミを読んだから。
結局、我が家の息子は慎重派で、道路で飛び出して慌てる…という事態はあまりありません(笑)
でも、手を繋いで欲しい時に「れんけつガッチャンだよ」と言い聞かせるのに役立っています。
いかがでしたか?
寝かしつけの時に「読んで読んで」が永遠に続くと気が遠くなりますが、楽しみつつ頑張って眠気に立ち向かいたいです。